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2019年10月6日 日曜日 18:06

昨年に引きつづき、今年も「西洋音楽の源流」アフリカのカリンバを制作した。

今回は、共鳴板にあらかじめ音調をチェックした階名シートをはり、その上にヘアピンをサンドイッチ状に配列して、プラスネジでしめるという簡単なものであった。

初めは、プラス・ドライバーの扱いに慣れていなかった児童も、保護者の手ほどきにより均等にしめて、鳴らすことができるようになった。ヘアピン5本を2つに割った弦を響かすと、カリンバらしき音が出た。

今年のカリンバは、共鳴板の裏にセラミック振動子を張り付け、その発電エネルギーを100円ショップで購入した3Wのアンプにつないで音を増幅するというものであった。しかし、プラグ部分の接触で不具合があったのか増幅音が出なかった。次回にプラグ・ジャックを組み合わせた部品を配布し、完全に鳴らす予定である。

※カリンバ裏面にセラミック振動子をつけたところが改良点である。

※次回事前に工作したプラグ・ジャック部品で、増幅された気持ちの良い音を児童が鳴らすことができるかが楽しみである。

※100円ショップのアンプは3W、電源はUSBであるのでスマホやパソコンなどの電源を共用する値段の割には質の高い音がした。Y. Tatsuishi

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2019年10月6日 日曜日 17:27

ただいま「ドングリゴマづくり」をおこなっております。

えひめエコ・ハウスの周辺にはいろんな種類のドングリが落ちています。ドングリは、ゾウムシ類などの昆虫をはじめ、リスやイノシシなど様々な生き物の食料になります。シイ類のドングリは人間が食べてもおいしいですし、遊び道具としても大事ですね。

完成したコマに色を付けるもよし、自分で拾ってきたものに持ちてもつけてもよし、オリジナルのコマを作ってみましょう★

二人ともまるでお菓子みたいなコマになりました☆L. Takechi

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2019年10月4日 金曜日 16:08

募集期間が過ぎていますが、

「イナゴ(10月14日・10月26日)」

「バッタ・キリギリスを飼ってみよう(10月12日)」は

まだ参加可能なので、ぜひエコハウスまでお問い合わせください☆

HPの「メールでのお問い合わせ」からでもOK!

※「バッタ・キリギリスを飼ってみよう」10月6日分は締切りました。

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2019年9月29日 日曜日 18:35

ただいまエコハウス内では、蚊帳の中にバッタやキリギリスを入れて観察することができます。幼児さん以下が優先で入れますが、小学生が利用することも可能です。

 

エコハウスの周りで「ヒバカリ」というヘビの幼蛇を見つけました(ヘビ嫌いな方すみません…)。長さは20㎝もないくらいでした。無毒のヘビです。昔は毒蛇と考えられていたらしく、「咬まれたら命はその日ばかり」という意味から和名がついたようです。L. Takechi

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2019年9月27日 金曜日 16:39

前回のいきものクイズその⑲はBで「アオマツムシ」が正解でした。

アオマツムシは日本では1898年に初めて見つかったとされ、愛媛県では1990年代に入り多く確認されるようになったみたいです。今では街路樹で普通に見られ、家の明かりにもしばしば飛んできます。秋の鳴く虫の仲間で一番賑やかに鳴いている本種、昔からいたら童謡「虫のこえ」にメンバー入りしていたかもしれないですね。

今度のクイズはみんなが大好きカマキリがテーマです!!どちらもよく見る大型種ですが、さてどちらがオオカマキリでしょう?答えをエコハウスに見に来てくださいね。L. Takechi

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2019年9月23日 月曜日 18:29

ヤンマの仲間がエコハウス屋内に入ってきました☆

和名は「カトリヤンマ」といって、ギンヤンマを少しスマートにして複眼を大きくしたようなトンボです。

夕方を中心に飛び回り、稲刈り後の水がない田んぼなどに産卵します。卵は翌年田んぼに水が入るとふ化します。

11月頃まで見られる秋を代表するヤンマです。L. Takechi

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2019年9月22日 日曜日 15:30

昨日は昆虫教室「バッタとキリギリス」がありました。

バッタとは?キリギリスとは?などのお話を聞いたり、CDで鳴く虫の声を聴いた後、外に出て実際に昆虫たちを探しました。

 

草むらや落ち葉の下、木の葉の上などいろいろなところにバッタやキリギリスはいました。

 

部屋に戻ってからは、種名を調べたり、バッタとキリギリスの「耳」を見たりしました。

クルマバッタの後翅と後脚です。きれいですね~。黒い帯が飛んだ時に車輪に見えるトコから和名がクルマバッタになったそうです。

バッタ類が7種、キリギリス類が8見つかりましたが、その中である男が昼間には珍しく「マツムシ」を発見☆

最後に、生息環境の消失で絶滅したり減少している「カワラバッタ」や「ハマスズ」などのお話がありました。

今回の教室で、昆虫たちが環境によってすみ分けていることを感じてもらえていたら嬉しいです。L. Takechi

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2019年9月17日 火曜日 17:04

前回のいきものクイズの答え合わせです!

「ツクツクボウシ」は今よく鳴いてますね。中型のセミで鳴き声は和名の由来にもなっています。

「ヒグラシ」はツクツクボウシよりほんの少し大きなセミで、山際の林で普通に見ることができますが、時期的にはもう終わりころです。

どちらのセミも、たまにコンビニなどの明かりに飛んできます。

いきものクイズその⑲は、キリギリスの仲間についてです。Aは草むらで、Bは木の上で生活をしていて、とくにBの鳴き声はみなさん一度は聴いたことがあるはずです!!クイズのレベルは中級くらいかな笑 L. Takechi

ecored
2019年9月17日 火曜日 11:04

ヒガンバナが咲いて、モズが高鳴きをはじめて、運動会シーズンで。

やー、秋ですねえ。先日は、中秋の名月でしたが、みなさん、お月見は楽しまれましたか?

エコハウススタッフは、14日に開催されたえひめこどもの城のお月見会にお邪魔して、クツワムシやマツムシなど、この季節に鳴く虫たちのご紹介をしてきました。クツワムシはなかなか見ることができないので、こどもさんだけでなくお父さんやお母さんたちも興味津々でした。ちょうど19時30分ごろで、クツワムシたち大合唱してくれましたし。みなさん、クツワムシの身体と声の大きさにびっくりでした。

さて、今日みたいに風の強い日は、どんぐり日和だ!ということで、エコハウスに来る途中でどんぐりを拾ってきたんですが、ちょっと規格外のどんぐりがあったので、ご紹介。

コナラという木のどんぐりなんですが、ふつうはこんなに丸くなりません。わりと小さめでスマートなのが特徴なのに、このどんぐりは、でっかい!丸い!ちょっと笑ってしまいました。

ところで、こういう、葉っぱやぼうし(殻斗【かくと】といいます)がついたまんまのどんぐりってかわいいですよね。

ついつい持って帰ってしまいますが、こういう状態で落ちているどんぐりは、かなりの確率で虫がでてきます。ゾウムシのなかまで、どんぐりに卵を産んで、そのあと枝をかみ切って落とすのがいるんです。なので、こういうどんぐりの、ぼうしの端っこをよ~くみると、卵を産んだと思われる穴を見つけることができます。

黒い丸い穴、わかります?

どんぐり虫が苦手な方は、ご注意くださいね。(T.imai)

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2019年9月7日 土曜日 23:57

トゲナナフシ(6.5cmほど)

ナナフシ類の多くは葉の上にいることが多いけど、この虫は地表で見つかります。

この個体はメスで、エコハウスの近くでお掃除さんが見つけました☆オスはというと、実は自然下では今まで一度しか見つかっていないんです(2009年に京都府で初確認)。そういうことで、ほとんどの場合メスだけで卵を産んで増えるようです(単為生殖)。

他にもたくさんの生き物を見ることが出来るので、ぜひえひめエコ・ハウスに遊びに来てね!!L. Takechi