2019年12月23日 のアーカイブ

ecored
2019年12月23日 月曜日
前回のクイズの答えはBの「ニホンアカガエル」でした。このカエル、普段は水辺から離れて林や草むらに棲んでいます。カエルといえば梅雨時をイメージするかと思いますが、このニホンアカガエルは1月頃に卵を産みに水辺に集まります。
こちらはお腹に卵をかかえてでっぷりとしたニホンアカガエルのメスです。一頭のメスが一塊の卵を産むので、水辺にある卵塊の数を数えると、周囲に生息する個体数が推測できます。卵を産み終えると再び冬眠を再開し、次は5月頃に出てきて活動を始めます。
生き物クイズその㉖は、カマキリの卵(卵鞘)についてです!!カマキリの卵はどれもスポンジのような感じですが、種類によって形や大きさ、産みつけられる場所が違います。
オオカマキリの卵、どちらか分かりますか?BY 武智礼央
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2019年12月23日 月曜日
今回の昆虫教室のテーマは「昆虫の冬越し」です♪ 種類による冬眠するステージ(卵~成虫)の違いや「冬眠」の仕組み、冬眠をする理由などについてみんなで考えました。

冬眠は「日長」や「気温」がきっかけになっていて、種類にもよりますが、寒くなるまでにからだの中のものを出したり新しくトレハロースなどを蓄えたりして凍らないようにしているんです。
エノキの木の根元にたまった落ち葉をみんなでよく調べました。ゴマダラチョウの幼虫や、チャバネアオカメムシなどが見つかりました。
柵についたジャコウアゲハの蛹を見つめる少年。

あれだけたくさんいたチョウやセミ、バッタ、カブトムシたちはすっかり姿を消してしまいましたが、寒さに耐えながらひっそりと過ごしていることが分かりました☆ BY 武智礼央