自分たちで温度計を作ろう!!

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えひめエコハウスでは、水ロケット大会をよくします。空気ポンプでロケットの中に空気を送り込みます。ある程度空気を圧縮しレバーを引くと、ペットボトルの口から水が噴き出て、ロケットは飛びます。空気の圧縮⇒膨脹ですね。

本日のエコサイエンスクラブは、空気の温度による膨張と水の温度による膨脹の差を利用しストローから色水が上に向かって上昇する温度計を作りました。実験キットは「エコハウスに今有る素材を利用して組み上げていく」エコハウスのポリシーを踏襲しました。

手で温めるとストローの中の色水の水位が上昇しました。温めるのをやめると部屋の温度が冷房中のため、体温よりも低いので今まで膨張していた空気の体積が減り圧力が減少するのをみて歓声が上がりました。今体験しておくことは、将来ボイル・シャルルの法則を学習するとき「ああ、そうだったのか」と理解を助けることになります。また、白熱ライトを照らすと手で温めなくても同じようにストローの中の色水の水位が上がりました。

今回の実験は、将来地球温暖化のことを理解するときにも助けになるでしょう。簡単であるが、本質を生で感じることができる幼児・児童を育てるために、えひめエコハウスは、まじめに地味に前進します。(演示実験・実験指導 エコライフ指導員立石 康)

 

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