2019年7月 のアーカイブ

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2019年7月29日 月曜日

夕方、エコハウスで飼育しているトカゲのえさを採っていたところ、大物のトンボを発見!!

ネアカヨシヤンマ♀(環境省&愛媛県:準絶滅危惧)

 

奥に写っている建物はエコハウスです。このヤンマは、エコハウスの正面にある「ふれあいの池」に産卵に来ていました。

ネアカヨシヤンマは、夕方や曇りにヨシ原などに産卵します。周囲では、マルタンヤンマという翅が褐色のヤンマも産卵に来ていました。

L. Takechi

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2019年7月28日 日曜日

6月28日に「ガムシ」という水生甲虫の幼虫を久万高原町の田んぼで見つけました。持って帰ると、数日後に早速土にもぐりました。

ガムシの幼虫(5cmほど)

 

タッパーにガムシの幼虫が入っている。この後、すぐ土の中にもぐった。

 

一か月近く経った7月24日、室内でひっくり返っているガムシの成虫を男の子が見つけてくれました。あらら、いつも展示している成虫が容器から飛んで逃げだしたのかなと思ったら、実は、先ほどの幼虫が羽化たものでした。

羽化したガムシの成虫

 

土にもぐったのが7月3日だから、21日間で、「蛹室づくり」→「前蛹」→「蛹」→「羽化」→「からだが固まる数日」という土の中の生活を過ごしたようです。カブトムシが蛹の部屋を作りはじめてから地上に出るまで1か月以上かかるので、それと比べると短いですね。L.Takechi

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2019年7月26日 金曜日

通常、エコ・ハウスの開館時間は10:00~17:00です。

その時間帯、カブトムシたちは、こんな感じ。

当然、こどもたちには「なんにもおらん…」と言われてしまいます。

カブトムシに会うのを楽しみに来館してくれる子もいるので、お休み中のカブトムシには大変申し訳ないんですけど、掘り出して見せてあげることもあります。

ちなみに、日が暮れると、こう。

いやもう、大騒ぎです。

つくづく、カブトムシって夜行性なんだなあ、と実感する今日この頃。(T.Imai)

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2019年7月25日 木曜日

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2019年7月25日 木曜日

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2019年7月16日 火曜日

まずは前回のオタマジャクシクイズの答え合わせです。

ニホンアマガエルは、上から見ると目がかなり両サイドに離れているんです。そして、横から見るとしっぽの薄い部分が頭部のてっぺん付近から出ています。

愛媛県のカエルは12種と割と少なめ。どなたかオタマジャクシマスターになってみませんか?

 

つづいて、生き物クイズ第15弾はセミです!!もうセミの声は聴きましたか?徐々にですがそういう季節になってきましたね。

今のところ、今年はハルゼミ、ニイニイゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、アブラゼミの声を耳にしています。あと近くで聴けるのはミンミンゼミとツクツクボウシくらいかな。

羽化を見たことがある人はすぐに分かりますね。白い翅が時間の経過とともに何色になるかがポイントです。

 

実際に羽化が見てみたいという方!!、抜け殻がたくさん付いていたり根元に出てきた穴が開いている木があるところに、日没直後くらいに行ってみてください。幼虫が地面から出て歩いたり木を登っている様子が見られますよ☆

L. Takechi

 

 

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2019年7月15日 月曜日

あいあい児童館内にある「多目的ホール(体育館みたいなところ)」にて、ホコリまみれのアカテガニが歩いているところを発見!!

甲羅の幅が3㎝ほどのカニ。夏の大潮の夜、海にこどもを産み落とすこともあって海岸付近に多く、愛媛県では準絶滅危惧に指定されています。

えひめこどもの城は海から10km以上離れているし、近くに川もないのになぜアカテガニが。しかも室内に・・・。

そういう生態なのでしょうか?謎は深まるばかりです。L. Takechi

 

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2019年7月13日 土曜日

気がついたら、エコハウスで飼っているヒゲジロハサミムシに、こどもが産まれてました。

こどもの体長は3mmほど。ちゃんとハサミもついてます!

いっしょに写っているでっかい(といっても2cmくらいですが)ハサミムシは、ヒゲジロハサミムシのオス。昆虫マスター・れおさんによると、ハサミの曲がり具合が、オスとメスで違うんだそうです。確かに、よ~くみると違うのがわかりますよ! ぜひ見に来てくださいね!(T.imai)

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2019年7月9日 火曜日

今週の生き物クイズは超難問です!

違いが分かりますか?今回は思い切ってノーヒントです。

 

アマガエル(ニホンアマガエル)は、町中の田んぼでも見られる種類で、今まさにオタマジャクシのシーズンです。エコ・ハウスの近くの田んぼにも多いです。

シュレーゲルアオガエルは、少し山手の田んぼで、こちらも今の季節オタマジャクシが見られます。エコ・ハウスの正面にある「ふれあいの池」にたくさんいます。

そしてなぜか、ラジコンボートのプールでも大量に発生していました。。。

生き物に詳しいといっても、オタマジャクシを見分けられる人はそうそういません。今ならエコ・ハウスに実物を展示しています。ぜひ、見に来てください!(カエルになってしまう前にドウゾ)。

L. Takechi

 

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2019年7月7日 日曜日

えひめエコハウスで飼育していたカブトムシたち、成虫が数頭出てき始めていたので、みんなで協力してそぉっと掘り起こしてみました。

ぞくぞくとオス&メスの成虫が見つかる中、やはりサナギが数頭出てきました。うまく羽化できるように、厚紙を使ってみんなでサナギの部屋(蛹室)を作りました。

 

出てきたサナギのほとんどが羽化間近だったので、夕方には2頭の羽化を観察することができました☆

人工のサナギの部屋は、サナギが「もぞもぞ動いても底で寝ころばない程度に狭く」、でも「もぞもぞ動ける程度に広く」作るのがコツですm(__)m L. Takechi